パタンナーaridonのメモ帳

(株)インプルーヴでパタンナーやってます。

書いているのはこんな人です。

 

 

はじめまして。

 

縁あって、こちらのサイトにいらした方。

ありがとうございます。

 

ニットを得意とした商品開発をしている「株式会社インプルーヴ」

パターン業務をしている Aridon です。

 

そして、世間では「パターン業務をする人」のことを「パタンナー」と言います。
※パターンは服の製図です。

 

パタンナー」って耳にしたことがない人の方が多いかな?

アパレル業界にいらっしゃる方なら、ご存知だとは思いますが、、



あ、ちなみに

海外では、「パターンメーカー」と呼ばれています。

【パターン(製図)をメイク(つくる)人】

そのまんま!\(◎o◎)/!ですね~。

 

私が、前職のアパレルメーカーに勤務している時代に

よく勉強会に参加させていただいていた

パタンナーの大御所であるO先生が、

良く「パターンメーカー」とおっしゃってました。(^_-)-☆

(↑「パ」にイントネーションつけます。)

 

アパレルデザインの専門学校を卒業後、新卒で神戸のアパレルメーカーに就職。

会社の中の主幹ブランドに、パタンナーとして配属されました。

パタンナーだけで20人もいた、大きなブランドです。

その中でも<ニットセクション>のチームに配属、

ニットパタンナーとしてスタートを切りました。

 

ニットセクションは「編地」を使った商品のパターンを全てひきます。

横編み機で編地だけを編んで、パターンをあてて裁断して縫製する

いわゆる「ニットソー」の商品のパターンもひきましたし、

編機から編み下がった時に、前身頃・後身頃・袖のパーツが形になって編み上げる、

それをリンキングで縫製して仕上げる「成型」のパターンもひきます。

 

入社時に私が指導してもらった方は男性で、当時のセクションのYチーフでした。

毎日のように残業して、チーフの仕事のフォローをする係。

沢山、色々なことを教えていただきました。。(遠い目。。)

 

当時は、忙しさのあまり やけ酒を飲む日もありましたがww

今日の私があるのも、その時にチーフと一緒に業務をこなした

経験があるからこそだと思います。

Yチーフ、ありがとうございます!

面と向かっては中々言えないので、ここで言っておこう。。(笑)

因みに Yチーフとは、ニット業界ではかなり有名な存在だと思いまーす。

 

ニット商品なら、ジャケットもパンツもスカートのパターンもひきました。

当時、裏地付きのニットジャケットも流行してたので、

ニットの垂れ分を計算したりしながら、パターンをひきましたねぇ。

現在では、ニットの裏地付きのコートやジャケットって

中々お店では見かけませんものね。

 

前職のブランドはニット商品の比率もかなり多くて

ニット専門のデザイナーさんもブランドの三分の一以上はいたかもです。

本当にたくさんの素材(糸)にふれる機会にも恵まれ

そこで学んだことは、私の中で大きな財産になっています。 

 

現在の仕事にも、

もちろんこれからの仕事にも大いに役立てて、

インプルーヴとかかわる皆さんに還元していきたいです。

 

 

「三つ子の魂、百まで」

 

じゃないですけど、

パタンナーの礎を培ったブランドなので

多分、これからも思い出話とかで

登場することでしょう。。。