オーガニックコットンの恋しい季節。。
こんにちは。 オカモトです。
朝晩は、随分涼しくなり 秋めいてきました。
素足でパンツを履くと
少しひんやりと感じますね。^^;
先週末に、クローゼットの中を衣替えして
数枚のレギンスを用意しました。
(今年はレギンス合わせも増えてますモンね)
この暑さと寒さが混在している
季節に適しているなぁ。と思う素材は、【コットン】
中でも「オーガニックコットン」は
素肌に触れるアイテムには、最高で最適です!!
お仕事で関わっている シサムコウボウさん。
オーガニックコットンシリーズのパターンの担当をさせていただてますが
こちらのレギンスを、この秋初めて履いてみて
あまりの気持ちよさにびっくり!! で。。
思わず追加を買いに
会社帰りに 神戸・三宮SOL店へ、寄りました~
店頭に寄ると、
オーガニックコットン・フェアをされてて
ニットやカットソーの製品がたくさんディスプレイされてました。
販売員さんのお話によると、
ディスプレイしても、すぐお客さまが手にとって購入されて行くとのことで、
なんとも嬉しい悲鳴です。
初秋にはぴったりのコットン素材。
ウールだと、日中はまだ汗ばむ時期に、
お洗濯も簡単だし、本当に便利ですね。
今年は暖冬?との予測も出ていますが
そうなると真冬でもコートインだと、全然着れちゃうかもですね!
で早速本日は
色違いで購入した グレーを履いて出社です。
【エレベーター内の鏡で撮影。。】
うう、ふくらはぎもっとやせたい。。。泣
株式会社 インプルーヴ http://improve-knit.com
オカモト
たまには雑貨を作ってみるなど。。
こんにちは。 オカモトです。
すっかりブログから遠ざかっておりました。(´・ω・`;)
9月は ほんとうに忙しくって、
予定どおり?といいますか。。
仕事中はあたふたとしており
ブログ更新が
滞っておりました。 涙
加えて、地震と台風が大阪直撃し
目の前の問題を 一つ一つ片付けていくのに必死!!
10月に入り、何とか
心の平静を保ちつつあります。 笑
ということで
久しぶりの投稿なのですが、
仕事とは違う内容で、わたしの休日の過ごし方などを
書かせてくださいね。
今週末は、ひさ~しぶりにミシンを引っ張り出して
チクチクしておりました。
あ、編み編みもか!!
まずは、これ ↓
中太の糸を鈎針編みで
30センチほどのテープ状態に編んで、、
我が家に眠っていたレースちゃんと合体させて
わっかの状態に。
このレースは、カラフルな色で刺繍されているから
可愛い ^^
で、中にゴムを通したら
出来上がり~
糸のボリュームがありすぎたので
置いた状態では少々不恰好ですけど。。
これは、実はニャンのおしゃれシュシュになります。
うちのこむぎたんにつけてみました。
キジと白の部分に マッチしてる。可愛い。。
ナルトくんにもつけてみました。
男の子だけど。。可愛い!!(親ばか)
うちの末っ子の 息吹ちゃんにも
つけてみました。
お外で辛い目にあったトラウマから
我が家に来てからも なかなか人なれが難しかった子ですが
シュシュをつけてくれるまでになるなんて・・・・感激!
さすが、似合う~~。
これに気をよくして
どんどん作りました!!
下のシュシュ。。
このまん中のカラフルな糸が
実はネップの入った変わり糸で、
鉤針でくさり編みをしたものをミシンで叩いています。
サスケがつけてみたらこんな感じです。
他にも、家にあったミックス調の糸で たくさん作ってみましたよ!
ちょっとクリスマス調? など~
ということで、総数30個が完成!!
実はこれをどうする予定かというと、
の商品として提供するために 作ってました~^^
【にゃんにゃんBOX】は、お客様参加型のチャリティ活動で、保護活動をしさらに外ニャン達のために、日々生活費を削って、 ご飯代や医療費を捻出して一生懸命がんばっている個人の方へこのBOXの売り上げの全額(送料を除く)を寄付するためのものです。
この商品の中身は、この企画に賛同いただいた多くの方々から無償で寄せられた、手作りの作品などを詰め合わせたものとなります。
【にゃんにゃんBOX】の収益は
すべて猫の保護活動に充てられます。
商品を提供する人も、広報活動する人も、購入するお客さまも
みんなが参加するチャリティ。
にゃんた通販さんがメインとなって開催されている、このチャリティに
去年、購入者として参加してみて
猫好きな方たちの善意の品物が ギュギュッと詰まった商品袋が
とーーっても嬉しかったので、
今年は提供側としても頑張ってみたいな、と思ったのです。
うちのニャンたちも、歴代4匹はすべて保護猫です。【こむぎ以外】
お外で暮らす猫たちが
一匹でも幸せになれますように。。
そう願いながら
心をこめて作らせてもらいました。
久々に裁縫したら楽しいぞ!!
仕事とは、全然関係ないものを作るのも
いいものです^^
また、細々と続けて
猫たちのために何かしたいな、と思った
秋の一日でした。
パタンナー オカモト
2年後までにはリベンジしよう! チームラボ体験記
東京は豊洲で開催中の「teamLab★Planets TOKYO」
何かとSNSでは見かけます。
光と音と映像と。
もう見てるだけでワクワク!
夏休みだし、東京だし、
超ゲキ混みだろうなぁ。。と
しり込みしてました。
それならば!と
この夏限定で
大阪のあべのハルカス美術館で開催中の
「チームラボ 学ぶ!未来の遊園地」に行ってきました。
前情報一切無しで、中一の息子と潜入。
会場は狭く、お盆休みとあって沢山の人でにぎわってました。
一応整理券配布で、時間が区切られており、
中での混雑は抑えられていたかな?
二年前に見に行った「アクアリウム展」の時は
それはもう!えぐかったですよ。悲
私たちが行ったのは8/14、お休み真っ只中。
11時過ぎで14:30~50の整理券をゲットできました。
中では7つのエリアに区切られていて、カメラOK SNS発信OKです。
動画のほうが伝わりやすいかと、
ここでもシェアを試みましたが、なんか、、画像しかアップできません。
すみません。。
ということで
100%はお伝えできないと思いますけど
なんだか込み合ってて端っこしか写せてない画像ですがどうぞ。(涙)
入り口は花と共に生きる動物たち。
トラやキリンや象が
さまざまなお花から出来ていて
壁を触ると、お花が散るように画面が変化します。
一番大きなスペースは、
もう本当に人がいっぱいで
写真を撮るスペースも無かったんですよ。
↓ 「グラフィティネイチャー 山と谷」
ここでは、各自自分の描いた動物や、果物や草木などをスキャンしてもらい
このスペースに投影させてもらう仕掛けになってました。
息子は、参加しませんでしたが
こりゃ、自分の描いた絵を探すのは難しそう・・・
他にも、坂に育ててるフルーツに、
滑り台をすべることで当たって弾けるボールの水や栄養を
与えて育てるブース。などなど。
自分も体感して遊ぶ遊園地となってたのでした。
ここは、象形文字が天から落ちてきて、
触るとその文字の絵が登場するブースです。
今回、東京の常設(二年間ですが)展をイメージして行ったので
正直、少し規模も小さく、お子様向けの展示という感もあり
私も息子も消化不良でございました。 汗
これから行かれるのであれば、小学生以下のお子様とご家族なら
ちょうどいいのではないかと思います。
ということで、
東京の豊洲の会場は、二年後まで開催されるということなので、
絶対に 「teamLab★Planets TOKYO」に行きます!
という決意表明をここでさせていただきます。^^
その時に、付き合ってくれるなら
息子よ、一緒に行こうね!
㈱インプルーヴ
オカモト ヨウコ
分解して初めてわかる事もある
現在 修正中の2019年AWの一点サンプル。
インドの工場で作製5GG(ゲージ)の羽織風カーディガン。
思い切りドロップショルダーなので、小肩巾も広いです。
ノーカラーの釦レスのカーディガンですが、
なーんか、前から見たときに前身頃の分量も貧相で
ネック周りも身頃が痩せて見えて、よろしくないな。と思ったんです。
後ろから見ると、
小肩線がメッチャつれている。。
美しくないし、
着用してみると、小肩線が身生地と共に自然に伸びないので
着心地が悪い。。
さぁ、困った。
多分、リンキングの伸びが無く硬くて、そのせいなんだろうなぁ、と
インドの工場で使用しているリンキング機は、
日本のものと違って、二方向から刺し目を作る複雑な機械なのです。
で、めちゃくちゃ伸びが悪い。
でも、本当にその理由か調べてみなければ。
ということで、小肩のリンキングを解いてバラバラにしてみましたよ。
そうするとですね。
もちろん小肩のリンキングがきついのは当然なのですが、
なんと!
前身頃の身巾が、パターンより全然狭く上がってた!というのが発覚しました。^^;
前身巾が狭いということは、前小肩巾も狭くなり。。
後小肩巾≠前小肩巾であり、後小肩巾≧前小肩巾になってたのです。
こんな感じで、前端からの分量が減っていて、前小肩巾も衿(前立て)分くらい少ないです。
なので、前肩を引っ張ってリンキングするために
上の写真のように、後肩辺りが余って吊れてるように見えてたんですね。
うーーーん。
ということで、不足の部分を補って
果たして、元の欲しい形に戻るのか?を検証しなければいけません。
5GGの編地はなかったので、シーチングを足してみました。
伸び分が違うので、少し突っ張った感じに見えますが
そこは、少しご勘弁を。。
パターン上では、これくらい不足してました。
そうなるとですね。
さっきまで、リンキングのせいで100%吊れていた小肩線が…
まぁ、なんということでしょう!!
吊れたよう見えませんね~~~。
これはシルクピンで簡単に留めてるだけなんですが、
その状態でも、自然な小肩線に見えますね!
そして、1stサンプルでは、後繰りが深く感じて
後ろ側に抜けて?見えていて
いっそ後繰りを上げたほうがよいのかな?って思ってたんですが
(左身頃のままだと、↑このボディの隙間が開いてる分量足りなく感じる)
肩線を正しく戻したら
やはり最初の後下がりでOKになりました。
前小肩巾を戻すことによって
前身頃が天巾に引っ張られることが無いので
アームホールも体から離れて袖周りもゆったりして着易くなりました。
1stサンプルを着用した印象では、
アームホール底を1cm下げて、もう少し袖周りをゆったりさせたいな、って
感じだったのが、すべてクリアーになりました。
やった!笑
ということで、この商品に関しては
前身頃の不足部分(シーチング)を足すことと
リンキングのテンションを出来る限り緩めることの修正事項で
まとめようと思います。
㈱インプルーヴ http://improve-knit.com オカモト ヨウコ
ギャザースカートのいろいろ。
こんにちは。オカモトです。
毎日、毎日、本当に暑いですね。
昨日は、とうとう観測史上初の気温41.1度が出たという・・・
本当に信じられない><
大阪も神戸も、蒸し風呂のようですよ。
日本もとうとう亜熱帯化してきましたね~
こう暑いと、毎朝コーディネートを考えるのも面倒になり
ついつい涼しいロングスカートを選んでしまいます。
若しくはガウチョパンツ、巻きスカート、ワイドパンツ などなど。
どれも足に纏わりつかないし、
こんな時だけは女性で良かった~と思うワタクシ。笑
で、皆さんも
ギャザースカートなんかを履くことが多いのではないかと思います。
ギャザースカートはちょっと苦手。。。
っていう方もいらっしゃいますか?
実は
パターンの取り方で、
若々しく(ちょっとカジュアル?)なったり
大人っぽく(エレガント系)になったり。
苦手っていう方は、
大人っぽく見えるギャザースカートを選んで着てみるとしっくりくるのではないかと思うので、ちょっと共有してみますね。
今日私が履いているギャザースカート。
先頭の絵のスカートです。↓
綿レーヨンのスカートです
ちょっとお見苦しいですが ^^;
全体の形が見えるように
してみました
そうすると、こんな感じです。
腰周りのギャザーが多く感じませんか?
綿の膝丈の裏スカートも、ウエストに縫いこんでいて
ギャザー分も倍で膨らむので
よけにそう感じるのかも知れませんが。。。
これは市販のスカートで私が引いたパターンではありませんが
多分パターンはこんな感じかな?
脇線がまっすぐ垂直で
裾巾=腰巾のような気がします。
なので、ウエスト巾をゴムで縮めるとかなりのギャザーが寄ります。
簡単な作りなので、作りこんだ感もなくカジュアルな雰囲気がでますね。
このスカートは、裾のカットワークが気に入って購入したので
これはこれで満足しているのですが、
もうちょっと腰周りがすっきりしているほうが
大人な女性には向いているのかしら?^^; とか思いました。
私も 十分大人なアラフィフなので
体型をもう少しすっきり見せたいのなら
こんな風なパターンにしてもよいかな?と思います。↓
裾からウエストに向かって少し斜めにカッティングします。
すると、腰周りのギャザー分量が少なくなり、
すっきり見えます。
ほんの数センチでも 斜めにすることによって、
脇線がバイアスになるので、
スカート全体が前から見ると少し台形に見えて
きもーーち、落ち感もあり、大人っぽいスカートになると思います。
腰周りが少し張り気味で気になる方や、
下腹が気になる方にも、こちらの形のほうがお勧めかもです。
実際に、脇線を少し斜めに落としたギャザースカートを
来春モノでパターンをひきました。
大人カジュアルな感じで可愛かったです。
(商品上がってきたら、また掲載しますね)
皆さんがお店でこの二つの形を見極めるには
スカートの脇線が地の目が通ってまっすぐなのか
少し斜めに生地がカッティングされているか、を見れば
一目瞭然ですよ。
是非是非、見比べて 試着して 自分に似合う
ギャザースカートを見つけてみてくださいね。^^
㈱インプルーヴ http://improve-knit.com
オカモト
リンキング機ってなに?
突然ですが、みなさん「リンキング機」ってご存知でしょうか?
布と布を縫製する機器としては 一般的に「ミシン」がありますが
ニット(編地)とニットを縫製する手段として「リンキング機」が主にあげられます。
ヤスミ式(八角)リンキング機
上は、当社においてあるリンキング機です。
普段は使わないので、奥の平たい板の歯の部分に
ダンボールを被せています。
リンキング機には主に、上の写真のような
まっすぐに歯が並んでいるヤスミ式リンキングと
丸く円状に歯が並んでいる、ダイアル式リンキングがあります。
ネック周り、衿付けや袖口などの円状の縫製にはダイアル式リンキングが使われ
前立てなどまっすぐることが多いです。
普段皆さんが着ているニット製品をひっくり返して見ていただきたいのですが
縫製部分にループ目のような輪っかが連なっている・・鎖状のような縫い目になってい
ればそれはこの「リンキング機」で縫製されているのです。
上の写真のなかにある 黒い縫い目がリンキング機で縫製した縫い目で
この「目」のことを、主に「リンキング目」と私たちは呼んでいます。
(リンキング目がガタついているのは、お見逃し下さい。。ためしに縫っただけの目です)
通常、ミシンは上糸と下糸の上下二本の糸で二方向から交差するように動き
生地を縫っていきますが
リンキングに使用する糸は、一本になります。
その一本の糸がループを連続して編むように、動いていきます。
編み物をする方なら想像がつくでしょうか?
鈎針で引き抜き接ぎをする要領に近いと思います。
一本の糸で縫製していくので、ミシンで縫製するよりも縫い目にテンションがあり
身生地と共に多少の伸びが出るので、ニット製品に適している接ぎ方なのです。
、、で
長々とリンキングの説明をなんでしたかといいますと!^^;
実は来月に、このリンキング機をみんなで触って動かしてみよう~~!という趣旨のもと、リンキングのワークショップを開催する運びとなりました!
とにかく、百聞は一見にしかず、興味のある方は、まず見に来て下さい!笑
当日は、実際にリンキングの技術を持っておられる
協力助っ人にもお越しいただきますので、大丈夫です。^^
日中は、親子で楽しめるワークショップを開催予定で、
夕方から、「大人のリンキング教室」としてリンキング機の解説や仕組みなどの座学と実際にリンキング機を動かしてみて体験していただきます。
大人のリンキング教室は、今後も第2回・3回と続けていく予定です。
「リンキング」というニッチな講座ですが、
他では体験できない講座だと思いますので、興味のある方は是非お越し下さいませ~。
今後、当ブログでも講座について宣伝していきますので
チェックよろしくお願い致します。
パタンナーって?
少し前のことですが、
うちの会社がある「KIITO=デザインクリエイティブセンター神戸」の一階で開催されていた「素材博」で出展していた業者さんと話したことを書きたいと思います。
素材博とは、、素材博覧会
手芸や洋裁やアクセサリー作りの材料となる。まさに「素材」が
一堂に会した博覧会なのです。
もちろん販売していますよ~。
毎年、開催されているようで
入場無料だし、ハンドメイド好きの方なら
一日中、見て回れると思います。
私も、お昼の休憩にチラッと見に行くつもりが
沼に落ちるように足をとられつつww
やばいー、とわれに返り職場に戻ってきたのでした。。
ささっと見ただけでしたが
このくらいをゲット。
可愛い手作り糸をゲット。
そして、ビーズやピアスの金具、 コットンパールも。
古着っぽい、生地のハギレもゲットしたので、
後日、家でターバンを作ってみた。
娘に作ってみたのだが
おばさんみたいでヤダ!ってことで
撃沈。
ちーーーん。
仕方ないから
また私が使おうか。
今度からは、ちゃんと娘に確認取ってから作ることにします。
って、私の作ったものの紹介などではなく!!
このハギレを購入した生地屋のご主人との話で
「はて。」と感じたことなのです。
ご主人と言っても、多分私と同世代か年下、
アラフォーかアラフィフの方とは思うのです。
生地の説明を色々して下さってたんですが、
*********************************
私「そうですよね^^。わかります。
パタンナーしてるんで、大体洋裁のことはわかるので」
主「えっ?パタンナーされてるんですか?」
私「はい、そうです。」
主「パタンナーって、最近はあれですか?
CADでパターンをひいて、データ送信で終わるんですよね」
「昔みたいに、ピン打ちしたりして、イチから手で引いたりしないんですよね?」
私「えっ!!
^^; 私、今でもピン打ちしてドレーピングして、手でパターン引いてますよ。」
主「えぇーー。そうなんですか。
ちゃんとされてるんですね。
最近話するパタンナーさんは、ほとんどCADで仕事するって聞いてたんで。。」
*********************************
確かに、CADというパターンオペレーションシステムはあります。
私がパタンナーになった20何年か前に、今のCADより使い勝手は悪いですが
東レのCADも会社に導入されていて、グレーディングに使用されたり
ファーストパターンをデジタイザーで入力して、工場にオンライン送信していました。
また、簡単な修正をデータ上でしたりもしていました。
ただ、当時はマスターパターンの作成は、あくまでアナログで。
(アナログっていう言い方も好きではありませんが。。)
シーチングでピン打ちしたり、トワール組みをしてシルエットを確認したものを
データ入力していました。
しかし、今はコンピュータ化の時代。
CADも東レさんだけではなく、ユカ&アルファ、島精機のSDSにもPGMはついています。
パタンナーとは、パターンを作る人のこと。
なので、確かにデータ化しているパターンをCADで触れなくちゃいけないのかもしれない。
いまどきのパタンナーさんはCADが出来て当たり前なのかもしれない。
私のように、まだCADが当たり前の日常になかった時代の人は
専門学校でCAD操作の学習もしておらず、皆さん仕事で習得していったんじゃないかと思います。
私は、、というと
最近島精機のPGMの練習を始めたばかりで、CAD操作に関していえば
超ドンくさいんですけど。悲
ただ、CADがさくさく触れたら一人前のパタンナーっていえるのかなぁ?
CADだけで、パターンのすべてを正しく作成できるのだろうか?
それって、パタンナーというよりも
CADオペレーターの仕事と言えるんではないだろうか。
アナログのパターン操作も、CADのパターン操作も
操作する時に考えることは一緒で、
・ここで、何センチ展開してフレアー分を出す。
とか、
・アームホールラインを内側に数ミリ入れて華奢に見せる。
とか、
・袖の分量をひじ周りでゆとりを出して、袖口の分量はキープで。
とか、
操作する内容を確定し、操作方法(やり方)は、そのパタンナーさんの頭の中に
あると思います。
一つの答えを出すまでの導き方は、本当にパタンナーさんによって違うと思うので。。
逆に言えば、それがそのパタンナーさんの味と言うか個性と言うか。。
その方法がはっきり分っていないと、紙のパターンでもCAD上の操作も
出来るはずはないです。
だから、きちんとCADでもパターンを扱える人は、アナログのパターン操作も出来るに違いないはずなのです。
そして、
その自分が作成したパターンが正しいかを確かめるために
シーチングでトワールを組んだり、ピン打ちするパタンナーさんでありたい。
今、3DシルエットでCAD入力したパターンを見える機能もありますよね。
分るんですよ、分るんです。。
それで 随分シルエットの連想も出来るし、
時短にもなります。
私もシーズンのパターンのすべてをトワールで確認できない時もあるし、
簡単な確認作業のときは、随分楽なんだろうなぁ。。と思います。
ただ、ここぞ!ってときの、自分の目で確認したいシルエットのこだわりなんかは
やっぱり自分の手でピン打ちして、
何なら、そのトワールで組んだものを体に当ててみて
バランスなんかを確認したい!
と思うのですよ。。
そのうち、化石かシーラカンスかwwって言われそうですが。
やっぱり、私でしか引けない線というか、(CAD上でもそうですが)
そういうものにこだわって
パターンを作りたいと思います。
だって、簡単な操作で作れるパターンって
ヤじゃないですか?
どうせ自分が作るものなら、他の誰も真似できない線を
引きたいですよね。
これ、間違ってないですよね? 笑
株式会社インプルーヴ 岡本