チャイルド・ケモ・ハウスの見学に行ってきました
まず、はじめに。
先週末の土曜日、無事に オープンKIITO2019 が終了しました。
たくさんの方が 歴史的な建物であるKIITO(デザインクリエィティブセンター神戸)を
来訪してくださり、クリエイターラボも見学していただきました。
私もワークショップの合間にはなりますが
お部屋をのぞきにこられた方に簡単に
仕事の説明などをさせていただきました。
また当日は、kiito内ラボでたくさんのショップやワークショップが催され
みなさまに楽しく遊んでいただけたと思います。
インプルーヴ開催の「ニットポンポンアクセサリーを作ろう!」も
大変好評でした。
毎年楽しみに参加下さる方も!! 嬉しかったです^^
来年も、たくさんの方に他の心でいただけるよう頑張ります。
本当に、ありがとうございました。
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オープンKIITOが終了したところですが
次は 5月26日に「KIITOマルシェ」の開催が決定いたしました!!
「KIITOマルシェ」はチャイケモ(※)の支援を目的としたチャリティマルシェで
家族で楽しめるワークショップや商品・飲食販売など40店舗以上が並びます
売上の一部はチャイケモに寄付されます
(※チャイルド・ケモ・ハウスの略名・愛称)
ということで先日に そのチャイケモハウス様に見学に行ってきました
主に小児がんと闘うお子様とご家族が暮らせる滞在型の施設
ドナルドマクドナルド・ハウスと同じような施設と言えばピンと来る方もいらっしゃるかな?
医療ケアが必要な子どもと家族が「家のような空間」で
共に暮らしながら治療も行える日本発の施設です
2013年、神戸ポートアイランドにオープン
KIITOマルシェのスタッフさんとチャイケモの小児科医の先生より
現在の小児がんに関する事前のレクチャーを受け、いよいよ施設内部へ…
中庭
共有スペースには、チャイケモ専属のアートディレクターによる
マスキングテープでの飾りつけ
何処にいても天窓からの明かりがやさしいです
各居室は、大小さまざまで19室あります。
こちらはリビングもある大きなお部屋
お風呂もトイレも広々で清潔
ベッドから起き上がれない時でも
天窓から外の気配を感じられるようにと、ナースコールのある場所の上は
必ず天窓がありました
チャイケモ建物自体が平屋建てになっており
各居室は、外部と直接出入りできるようになっており
また、独立しているのでプライバシーも確立できます
仕事で夜遅くなったとしても安心して帰れますね
もちろんキッチン、バスルームも完備で
お母さんの手料理が食べられますね
(食事は基本、各家庭で用意)
また吐き気が強い時期などに 調理の臭いが敏感になる場合には
共有のキッチンも部屋の外にありますので
大変便利だと思いました。
広い広いプレイルームも中庭の横にあります
もちろん遊ぶ前には、検温など忘れずに。。
クリニック(先生がいらっしゃる部屋)のまえにあるのも安心ですね
壁面には ドネーションプレート(寄付をされた方・企業の札)を使った巨大なすごくゲームがありました
こういうところは、デザイン都市宣言している神戸ならではだなぁ。。と
感心します
また、施設の中には大きな浴場も完備
家族みんなで、温泉を満喫できるように
寝たきりの子どもでも入れるサイズの浴槽
幼稚園や学校に行きたくても通えない子どものために
教室として使えるように設計されている部屋もありました
実際に保育士さんが来て遊んだりもできるそうです
現在、国内での5歳~14歳の死因の一位は小児がんということ
大人の癌と違い小児がんは、がんそのもののしくみも違うため
8割は完治はしますが、難病といえるのかもしれません。。
因みに15歳~19歳の死因一位は「自殺」となります
これも複雑ですよね。。
見学した時間は夕方だったのですが、
各居室の前を通ると、朗らかなお子さんの笑い声が聞こえていました
今回のKIITOマルシェと同日に開催予定のチャイケモチャリティーウォーク
こちらのゴールがKIITO になっています
初夏の神戸を颯爽と歩きます
参加費の必要経費を除いた金額がチャイケモの寄付となります
グリーンのTシャツを着て、一日KIITOで遊んでみませんか?
パタンナー オカモト